入社の決め手
大学では映画撮影の勉強をしていましたが、大学入学前から建築業界に興味があったこともあり、施工管理職で就活を行っていました。
映画のクレジットに自分の名前が載ることに憧れを持っていたのですが、建築も自分の作った物が形として残るというところで魅力的な共通点があるなと思って業界に飛び込んでみたくなりました。「あの建物は自分がやったところだ」と、ずっと残っていくことに魅力を感じますね。
体を動かすことも好きだったので、同じ場所に通うよりも毎回新しい場所で仕事がしたいと思っていました。施工管理は現場ごとで仕事の場所が変わっていくので、いつも新鮮味があって良いなと思います。
現在の仕事内容
施工管理としての仕事内容は、工程管理・品質管理・金額管理があります。職人さんや他業者さんと打合せを行いながら実際に作業にかかる日数や段取りを決め、納期に間に合うように調整していきます。上手く現場が回った時はとても気持ちが良いです。
また、施工箇所の細かい納まりの施工図を書いたり、納まりが難しい所は知恵を寄せ合って「こうしたらいいんじゃないか」など打ち合わせを重ねています。実際に成功したときは今までの苦労を忘れるほど達成感を感じますね。
現場の雰囲気
関わる人がとても多く、様々なタイプの方と上手くやっていかなければならない所が大変だとは思いますが、一緒に一つの物を作っていく仲間なので、他の方と協力していくことにやりがいを感じます。
また、職人さんと打ち合わせるために幅広い知識が必要で、日々勉強をして対等な立場で話せるように努力しなければならないと感じています。
私は社内の施工管理の中で一番年下なのですが、分からないことがあれば質問しやすい雰囲気ですし、相談事や飲みに行くことにも快諾して下さるのでとても働きやすいです。
施工管理の面白さ
一番はやりがいを感じられることだと思います。計画を立てていたことも天候等により工程が崩れたり、決まるものがなかなか決まらず思うように進まなかったり、現場はイレギュラーな事が多く起こります。
途中はやることが多く頭が一杯になったり、翌日の作業を順調に進められるよう夜遅くまで残って段取りをしたりと、大変だなと思うこともありますが、数か月の工事が形になったときには達成感しかないですね。途中大変だったことも全て自分の成長の糧になったなと思います。
もう一つは、毎回の新鮮さです。出会う人も、場所も違うため、新しい現場に行くと毎回新鮮な気持ちでスタートすることが出来る点も魅力的な所だと思います。
苦労したことと乗り越え方
内装の施工管理はとにかく覚えることが多いと感じます。左官工事や造作工事、軽量ボード工事、クロス工事など、多くの領域の職人さんが集まって一つの物を作るので、入社したばかりの2年間はほぼ毎日1つは知らない言葉が出てくる状況でした。
私自身、建築の知識がまったくなかったため、当時は、職人さんと上司が打ち合わせている時に出てくる専門用語をノートにメモし、空いている時間に調べて理解を深めるように努めました。
知らない部分が多すぎると、職人さんから怒られることもありましたが、早く知識を身につけて対等な立場になりたいという気持ちで勉強を続けています。5年目になる今では、現場の方とのコミュニケーションもスムーズにとれるようになりました。沢山経験をして、ある程度楽観的に考えることが乗り越えるコツかなと思っています。
今後の目標
現場を重ねるごとに自分の成長も感じますが、経験が自信に結びつくと思うので好奇心をもって挑戦していきたいです。内装に絡む電気や設備にも興味があるので、その分野の勉強も今後頑張りたいと思っています。施工管理の仕事は自分に合っていると感じているので、何歳になってもずっと続けていきたいです。
長堀さんのLOOPLACEでの経験
- 2019年
(1年目) - TOK-STREAM34階の現場に配置
先輩に同行し工事の流れを学ぶ。
- 2020年
(2年目) - OMB代々木上原の現場に配置
先輩に同行し工事管理を学ぶ。案件によっては部分的に工事管理を担当。
- 2021年
(3年目) - アスクサンシンビル、落合高山ビルの現場に配置
先輩のサポートを受けながら全体的な工事管理を担当する。
- 2022年
(4年目) - gran+神保町・御茶ノ水・深川の現場に配置。
先輩のサポートを受けながら全体的な工事管理を担当する。
- 2023年
(5年目) - 2級施工管理技士取得を目指し、日々邁進中。
先輩のサポートを受けず工事管理が出来るように努める。
長堀さんの1日のスケジュール
- 8:00
- 現場
およそ15〜30分前に着くように出勤。
- 8:30
- 朝礼
その日の作業内容や安全注意事項、作業人数等を確認。
- 10:00
- 現場巡視
作業指示や、安全に作業を行えているかの確認。
- 12:00
- 昼休み
現場周辺のお店で職人さんとランチ。
- 13:00
- 工程確認
混在作業を避けるため現場の進捗確認、 職人さんの手配状況等の打合せ。
- 15:00
- 材料確認・施工図作成
図面から材料を拾い、発注状況を確認。
造作物を発注する際は自分で施工図を作り打合せをしながら進める。
- 17:00
- 作業終了
作業箇所の養生や動線確保等を行い翌日に備える。
- 18:00
- 帰社
現場ではできない事務作業等を行う。
- 19:00
- 退社