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クールで味のある建材~木毛セメント板~

皆さま初めまして。LOOPLACE新卒2年目社員・工事部の”のんたん”です。今回より、若手社員によるブログ連載をスタートいたします。私たちが仕事で興味を持った事柄について焦点を当て、掘り下げてご紹介するという内容です。手探りではありますが、私たちが感じたことや考えたことを交えてお伝えできればと思います。


今回、私がご紹介するのは「木毛セメント板」という建材です。

武骨でスタイリッシュな木毛セメント板、、、 近頃はオフィスなどでも良く使われていますよね! アメリカンコンセントにもマッチするし、スケルトンとの相性もよく、スポットライトなんかで照らしたらとってもカッコいい素敵空間になります。もともとは、意匠には使わなかった裏方の建材、、。 今回はそんな木毛セメント板をもっと知っていこうと思います。



木毛セメント板が日本にやってきたのは、大正12年(今から97年前)。関東大震災の復興材としてドイツのヘラクリート社の製品を輸入したのが始まりです。関東大震災では建物の倒壊での死亡者よりも、震災時に発生した火事による死者が多かった為、燃焼しない建材が必要でした。昭和初年に国産化され、戦中・戦後を通して主要な建材として広く使用され始め現在2社が生産しています。



木毛セメント板のすごいところは、メリットの多さです!

省資源
 間伐材(※1)や製材残材などを有効活用!
省エネ
 夏は涼しく、冬は暖かい!
防火性
 歴史をみても分かる通り、今でも燃えない建材の代表格です。
 屋根下地などに使われます。
安全性
 木・水・セメントのみで作られている為、アスベストなどの有害物質を含んでいません。
 そのため、火災や地震等の被害にあっても有害物質が飛散しません。
健康建材
 ホルムアルデヒドなどシックハウスの原因となる有害物質を一切含んでいません!
音響特性
 外部からの音を遮断、内部の音を吸収!
調湿性
 水分の吸・放湿性に優れていて室内の湿度を調整してくれます!

いいとこづくしですが、注意点は『水に濡れる』とセメント成分によって
白華現象(※2)が起こってしまいます、、、その為、水回りや外には向いていません。
そして一般の木材製品と同様に、乾燥状態が続くと若干縮んでしまいます。



塗装して色を変えるも良し、素材感をそのまま活かすのも良し! 使い方次第で様々な表情を見せてくれそうな建材ですね! これから、街で見かけたときどのような使い方をしているのか、見るのが楽しみです。

ということで、今回ご紹介したのは「木毛セメント板」でした。私は工事部に所属しているので、今後も色々な建材や道具などをご紹介していきたいと思っています。最後まで閲覧いただきありがとうございました。今後のブログ連載もお楽しみに!

担当:工事部 施工管理者 のんたん (新卒2年目)



(※1)間伐材
森林の成長過程で密集化する立木を間引く際に発生する木材

(※2)白華現象(エフロレッセンス)
白華とは、モルタル中の水酸化カルシウムCa(OH)2が、浸入した雨水、雪、霜などに溶けて表面に移動し、空気中の二酸化炭素などと反応し、炭酸カルシウムCaCo3になり、表面に白い染みが出来る現象

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