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再生レポート

【収益ビル再生事例】ジャパンプライムムーバ様<ツインツリービル> ポテンシャルを付加価値に変える不動産再生





今回は、弊社で収益ビル再生のお手伝いをさせて頂いたジャパンプライムムーバ様の物件「ツインツリービル」について、物件のポテンシャルを付加価値へと最大化するために行った改修施策をビフォーアフターとともにご紹介いたします。




概要
渋谷駅、恵比寿駅、両駅から徒歩10分圏内。
明治通りから1本奥まった路地に面したゲストハウスのような佇まいの住居をSOHOへバリューアップする計画。

課題・テーマ
・遵法性の確保(地下階ドライエリアの再構築)
・快適な居住空間の構築
・ストーリーを感じる<場>づくり
・こだわりを求めるクリエイティブ層に向けたリーシング戦略

解決策/ 実現策
・塞がれていたドライエリアを復旧、2重壁の新設を行い、遵法性と採光換気を確保し、地下の居住環境を向上。
・衛生設備・空調等の全体的な設備更新による建物価値の向上。
・印象的な既存樹木を活かした緑豊かなアプローチと、通りへの賑わいや繋がりを演出するラウンジ空間による<場>の形成。
・住まうとはたらくを同時に叶えるSOHOとし、クリエイティブ層へターゲットを絞った空間デザイン。



大きな2本の樹が迎えてくれているような印象的なシンボルツリー。明治通りから少し入った路地に建つ本物件は、立地とその佇まいからオンリーワンを好むこだわりのある層へ訴求できる物件であると感じました。<渋谷アドレス×戸建×駐車スペース付>の稀有な条件訴求とターゲットニーズを見据えた計画により、付加価値向上の最大化を目指しました。

ドライエリアの復旧にあわせて、雨水侵入対策や大型サッシの構築等も実施。閉塞感のあった地下空間を光と風を感じる居住空間に変えることで、建物の付加価値向上に寄与しています。

シンボルツリーに呼応する印象的なファサードへ
エントランスにある2本のシンボルツリーを最大限に活かし、大きな開口を設け、室内の賑わいを外へつなげる開放的なアプローチを新設しました。ファサードは表情のあるセメント素地を活かした再生材料を原料とするタイルを採用しています。

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フロア毎でパブリック・プライベートを変えることで用途やセキュリティへも配慮

多彩な用途に対応できるようにフロア設計を行いました。

・2~3Fエリア…細かい仕切りをなくし、シンプルかつ多目的な利用を想定した空間に。
入居者様のイメージに合わせて家具や置かれる備品・アート等で様々なテイストに合うデザインとしています。

before/after


・1Fエリア…ラウンジ空間とミーティングルームを併設。来客との打ち合わせや、コミュニケーションスペースの様々な使い勝手が可能に。

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・B1Fエリア…地下であることを最大限に活かし、撮影室・各スタジオとしても使えるプライベートエリアに。

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出口戦略を見据えた工事計画をご提案

これまで自社で複数のビル再生を行ってきた経験を元に、その後の不動産収益を見据えた工事予算のご提案も行いながらプロジェクトを進行。収益や想定される賃料等もふまえつつ改修内容と費用感のご提案を行いました。

今回はジャパンプライムムーバ様の収益物件改修事例をご紹介いたしました。他にも、LOOPLACEでは1棟フルリニューアルや、マルチテナント化オフィス変更も行っています。ご購入検討に関するご相談等も承りますので、ぜひお気軽にご相談ください。

【物件詳細】
物件名称  ツインツリービル
所在地   東京都渋谷区東2-14-21
規 模   地下1階地上3階建
建築面積  73.63㎡/22.27坪
延床面積  289.72㎡/87.64坪
構 造   S・RC造
用 途   住宅・SOHO
築年月   1997年6月
改修竣工年 2022年5月



こんな課題はありませんか?

・築古ビルの現状から、どうやってリノベーションすればよいかのイメージが湧かない。
・バルコニーをテラスにしたいが、実際にはどうなのか?
・セットアップは企画に上がるが、どこまでやるべきか?

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