シェアオフィス「&PLACE」選択の理由とは
今回、株式会社LOOPLACEは神田神保町で自社内シェアオフィスを完成。
第一入居者として利用頂いている株式会社ZERONIの西浦社長と株式会社LOOPLACE代表の飯田泰敬の対談をお送りいたします。
株式会社ZERONIは、2019年に設立したメンバーが集まるIT集団。IT業界の中でも、BtoB向けの会計・サプライチェーンなどの基幹システムの受託開発を行っている企業です。
インタビューでは、&PLACEを初めてのオフィスとして選ばれた理由、社員とのコミュニケーションとオフィスの重要性などについてお話を伺いました。
00. 設立3年目・社員数9名のIT企業
‐まずはじめに事業内容について教えていただけますか?
西浦:IT業界の中でも、BtoB向けの会計・サプライチェーン、基幹システムの受託開発を主にやっている会社です。今は受託開発以外に新たな自社SaaSを開発しているところです。ミッションとしては、世界から遅れてしまった日本のIT業界を我々の世代で少しでも追いつけるように、そこに対してなにかできないかという思いでやっています。
ZERONIは特殊な会社経営をやっておりまして、売り上げの目標がないんです。売り上げを求めてしまうと、お客さんにとってメリットがなくても、うちの利益になるなら獲得してしまう。そういうことはしたくない。当然赤字にならないとか前提はあるんですけどね(笑) 売り上げ目標をつくらずに、お客さんとうちがWIN-WINになる案件のみにしぼってやっています。
もう1つは、IT業界は一人一人の能力が生産性に直結するので、少数精鋭で無駄なコストを絞ってその分をできる限り人件費にあてています。より生産性の高い業界へと押し上げていくことで 業界の発展と働き方改革へとつながり、日本社会に貢献・還元することを目標に掲げています。
飯田:少数精鋭ということですね。今の社員数はどのくらいですか?
西浦:今は9人でやっています。ほぼ全員が前職で繋がりのあったメンバーです。今まで責任者としてやってきた人たちが多いので、今後人数が増えても組織を作りやすいメンバー構成ですね。
01. &PLACEとの出会い
‐フルリモートから「&PLACE」にオフィスを構えた理由を教えていただけますか?
西浦:前職で話題性やブランド力のある某シェアオフィスを利用していて、現在の会社を設立してからも必要があればそこを借りていました。「&PLACE」に出会うまでは、フルリモートで仕事をしていて、社員で集まる機会も少なかったです。このままフルリモートでいいかなと思っていたのですが、やっぱり数年経ってくると人間関係も希薄になるし、集まって決めたほうが100倍早いよねっていうことがどんどん出てきて、、
飯田:西浦さんがオフィスを検討している時期と、「&PLACE」をつくろうかっていう時期が同じだったんだよね。実はこういうの作ろうと思っているんだけどって、自分が話したことがきっかけかな。
西浦:不動産業界のことは正直わからないんですけど、ただタカさん(飯田)の経営者としての話は聞いていたので、少なくともこの人は信頼できるなと思いました。新しいことをやるときはトラブルがつきものなので、テストユーザーとしてお互いにメリットがあるなら良いことなんじゃないかなと思って決めました。その時は内装もされてなかったので、どんな場所になるんだろうっていうところからでしたね(笑)
飯田:はじめてこの場所を見たときはどうでした?
西浦:素直に良いなって思いました!今まで利用したシェアオフィスの中でも、一番好きだなと思いました。社員もみんな気に入ってます。
一番気に入っているところは遮音性の高さです。シェアオフィスは音が漏れやすい印象を持っているので、センシティブなミーティングはやりにくいと思っていました。他にも、写真で見るより全体的に狭く、窮屈に感じることがありました。ここ(&PLACE)は全然そんなことなく、写真で見た感じのままの広さ・快適さなのでとても気に入ってます。
02.社内コミュニケーションの重要性
‐社員の方はどのくらいの頻度で出勤されていますか?
西浦:もともと週1は推奨していますが、そのときやっている仕事内容によって変わります。みんなで集まってやった方が圧倒的に効率がいいときは集まるし、家でできるときは家でやります。
飯田:リモートだとやっぱりコミュニケーションとるのが難しいですよね。
西浦:コミュニケーションの取り方にはかなり気を使っていて、できるだけ2人や少人数で話す時間を作るようにしています。その時のしぐさ・間とかの、ニュアンスみたいなものが、話している内容より大事なときもあるので、そういうのはリモートだと厳しいなと思います。
ほかには、家族の理解と社員の健康にかなりウェイトをおいてますね。ITは座りっぱなし・こもりがちなので本当に不健康なんですよ。なので、人間ドッグ・脳ドッグは会社で積極的に進めています。あとは、忙しくなると仕事につきっきりになってしまいますので、家族の理解はすごく大事にしていますね。
03.自分にとってのオフィスとは
‐御社にとって、オフィスはどんな場所でしょうか?
西浦:実家みたいな感じですかね。常にいるわけではないけど、なくなるとすごく嫌な場所というイメージです。
飯田:あーなるほど!面白い、良い表現だね。
西浦:強制的にこさせられるみたいなニュアンスが嫌で、集まりたい時に集まって、そこでやることが自分の人生の中で財産になっていく場所っていうイメージが僕のオフィスに対しての考えです。
‐シェアオフィスにあったら嬉しい機能はなにかありますか?
西浦:シミュレーションゴルフがあったら最高ですよね(笑)体を動かせるちょっとしたなにかがあると良いなと思います。
飯田:ここ(&PLACE)も屋上があるから活用していきたいですね。例えば、サウナとかBBQとか、、
西浦:昔の会社でみんな喜んでたのは卓球台です。ちょっとした休憩にできますから、みんなやっていました。
飯田:私たちの事業では「既存の場をおもしろくする」というビジョンがあって、一つの物件で何か一つは面白いことをやっていこうという考えがあるんです。今日はシミュレーションゴルフ、卓球台という「はたらく場」になくてはならない(笑)アイディアを頂きました。今後の弊社の不動産再生事業に活かしていきたいと思います。
本日はどうもありがとうございました。
対談場所:浦野ビル8階&PLACE
株式会社ZERONI 代表取締役/西浦 智博(にしうら・ともひろ) 大阪府出身。新卒で株式会社ワークスアプリケーションズに入社。会計、SCM領域のパッケージ製品の開発に従事。2019年11月に株式会社ZERONIを設立。BtoB領域のシステム開発、保守を行いながら、自社サービスを現在開発中。性格は超慎重・超ポジティブ思考で、趣味はゴルフ・サウナ。 |
株式会社LOOPLACE 代表取締役/飯田 泰敬(いいだ・やすたか) 北海道函館出身。21歳で専門工事業者として独立。大手ゼネコンや店舗内装などの下請け工事業を経験し、デザイン設計業務へと幅を広げ、不動産再生事業へ参入し、gran+(グランプラス)シリーズの販売を開始。代表取締役として現在に至る。自宅にも作るほどのサウナ好き。 |
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