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&PLACE特集「おもしろい場をつくる」

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オフィスの香りもデザインする。五感に寄り添う香りマーケテイング

ホテルやショップでの「香り」の導入が一般的になりつつある昨今。オフィスでもエントランスやエレベーター等を中心にアロマの導入が増え、オフィス空間に香りを取り入れる動きにも注目が集まっています。

レイアウトや動線設計だけでなく、五感全体の活性化を意識したオフィスの空間づくりに「香り」が一役買うのではないでしょうか。

2021年に完成した弊社8階のシェアオフィスである「&PLACE」でも、ラウンジにアロマを導入しています。植栽に囲まれた開放感のあるラウンジに、柑橘類 × ミント系の香りが漂います。空間を明るくするとともに、空気の抗菌、免疫力の向上、集中力の向上に効果的なブレンドを採用。訪問者の印象を上げるだけでなく、社員にとっても気持ちの切り替えになっているようです。

そんな中で活用されているのが、香りを意識的に操作して戦略的に用いる「香りマーケティング」です。


&PLACEのディフューザー


香りマーケティングとは

「企業活動において香りを利用し活かすことによりマーケティング活動を実施し、新たな価値を創造する活動やプロセスのこと」と香りマーケティング協会によって定義づけられています。

例えば、空間に香りを演出して企業やショップの印象付けをする手法。外資系ホテルやアパレルショップで経験をした人は多いのではないでしょうか。この香りの演出は、企業のアイデンティティを支えるブランディングの一環といえます。


我々が日々感じる感情の75%は香りに影響されている。視覚とともに、最も重要な感覚である。‐Martin Lindstrom- 

香りは鼻先で嗅いでから0.2秒ほどで脳に到達すると言われています。
五感の中でも唯一感情や記憶にダイレクトにつながる大脳辺縁系に直接届くため、人の気分を左右する要素であることがわかっています。

この感覚を利用し、働く場や教室など、効率や機能性が求められる空間で香り演出が重要な要素となっています。
香りを導入している職場では、働く人々の生産性が上がり、業務効率が向上したことを示す研究結果があります。例えば、レモンやラベンダーが香るオフィスでは社員のミスが54%軽減され、ペパーミントが香るオフィスではスピードと正確性が向上しました。



空間の利用目的に合わせた香りの導入

【受付/エントランス】
 オフィスを訪れた際に必ず通る場所の為、多くの人に好まれる香りがおすすめ。
 ・グレープフルーツ
 ・ローズマリー
 ・ヒノキ

【執務室/会議室】
 集中して業務や打合せを行えるように、集中力が上がるもの。
 また眠気覚まし効果のあるものがおすすめ。
 ・ペパーミント
 ・レモングラス
 ・スイートオレンジ

【社内カフェスペース/ラウンジ】
 リラックスできる空間には、精神を安定させる効果のあるものがおすすめ。
 ・ベルガモット
 ・ジャスミン
 ・ラベンダー

【&PLACEのラウンジでは…】
 すっきりとした爽快な香りで心身を活動させる「交感神経」を刺激。
 集中力を最大限に高める効果が期待できる。
 ・ライム × レモン × グレープフルーツ × ローズマリー ×
  ペパーミント × ティートゥリー × サイプレス

香りによる癒し・安らぎの空間を提供することによって、社員の精神衛生面の改善、自社への愛着向上、集中力の増加など様々な効果が期待できます。手軽に取り入れることが出来る香りを空間デザインの一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

LOOPLACEでは築古物件をオフィス空間に変える不動産再生事業を行っています。ご購入検討に関するご相談等も承りますので、ぜひお気軽にご相談ください。






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